イスラエル軍、ガザ北部に部隊追加、33人死亡=ハマス最高指導者殺害後も攻勢 2024年10月19日 05時56分

18日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの難民キャンプ上空にイスラエル軍が打ち上げた照明弾(EPA時事)
18日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの難民キャンプ上空にイスラエル軍が打ち上げた照明弾(EPA時事)

 【カイロ時事】イスラエル軍は18日、パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤでのイスラム組織ハマス討伐作戦を拡大するため、部隊を追加投入したと発表した。ロイター通信によると、激しい空爆とともに、戦車が難民キャンプ中心部に到達。イスラエル軍による難民キャンプへの攻撃で少なくとも33人が死亡、85人が負傷した。イスラエルは、ハマス最高指導者シンワル氏の殺害確認後も、攻撃の手を緩める様子はない。
 軍の説明によると、追加部隊は17日夜から18日未明にかけてジャバリヤに入った。イスラエル軍は、ハマスが立て直しを図っているとして6日から包囲作戦を開始。住民に避難を求めたが、多くが取り残されているとみられる。 

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