ガザ作戦強化、32人死亡=ハマス指導者殺害後も攻勢―イスラエル軍 2024年10月19日 17時24分

19日、パレスチナ自治区ガザ中部マガジで、イスラエル軍の空爆後にがれきの中を捜索する人々(EPA時事)
19日、パレスチナ自治区ガザ中部マガジで、イスラエル軍の空爆後にがれきの中を捜索する人々(EPA時事)

 【イスタンブール時事】イスラエル軍は19日、パレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマス掃討作戦を継続し、ロイター通信によれば各地で計32人が死亡した。ガザ中部マガジでは住宅地への空爆で11人が犠牲となり、北部のシャティ難民キャンプでも7人が死亡。北部ベイトラヒヤでは複数の病院が包囲され、軍の砲撃が続いているという。イスラエルはハマス最高指導者シンワル氏を殺害した後も、攻撃の手を緩めていない。
 ガザ北部ジャバリヤでは18日に難民キャンプが空爆され、ロイターによると33人が死亡した。イスラエル軍はハマスが立て直しを図っているとして、6日から同キャンプの包囲作戦を行っている。AFP通信は19日、ジャバリヤを含むガザ北部では過去2週間で400人以上が死亡したと伝えた。 

海外経済ニュース