中国、G7議長総括に反発=「過剰生産は虚偽」 2025年06月18日 18時40分
【北京時事】中国外務省の郭嘉昆副報道局長は18日の記者会見で、中国の過剰生産や台湾問題などに言及した先進7カ国首脳会議(G7サミット)の議長総括に反発した。「中国への中傷と内政干渉に断固として反対する」と述べ、関係国に抗議したと明らかにした。
議長国カナダのカーニー首相が発表した総括は、中国に過剰生産の抑制を求めるとともに、東・南シナ海での威圧的行動に懸念を表明。台湾海峡の平和と安定の重要性にも触れた。
郭氏は「いわゆる過剰生産は完全に虚偽だ」と反論。「G7は保護貿易主義を実践し、中国の産業発展を抑圧している」と主張した。