米戦闘機がロシア大統領「護衛」=アラスカ会談後、再び極東視察 2025年08月16日 17時02分

ロシアのプーチン大統領は15日、米アラスカ州でのトランプ大統領との首脳会談を終え、政府専用機でベーリング海峡を経て自国領空に戻るまでの間、米ステルス戦闘機F35の護衛を受けた。ロシア大統領府などが16日、専用機から撮影した映像を通信アプリ「テレグラム」で公表した。
プーチン氏は日付変更線を越えて16日、ユーラシア大陸最東端のロシア極東チュコト自治管区を視察。首脳会談直前にはオホーツク海に面したマガダン州に寄っていた。
国営ロシア通信によると、プーチン氏はアラスカのアンカレジに約5時間滞在。首脳会談後、会場の米軍基地内にある軍人墓地を訪れ、第2次大戦中に米国から軍用機を輸送中に死亡した旧ソ連軍兵士らの墓碑に献花した。