核開発部品施設も破壊=イスラエルのイラン攻撃―IAEA 2025年06月18日 20時13分
【ベルリン時事】国際原子力機関(IAEA)は18日、イスラエルのイランへの一連の攻撃により、ウラン濃縮用の遠心分離機の部品を製造する施設が破壊されたと発表した。イスラエルは核施設だけでなく、核開発を支える部品供給網の一掃を図っているとみられる。
IAEAによると、過去に監視対象としていた首都テヘラン周辺の二つの部品製造施設が攻撃を受け、一部が破壊された。13日には、中部ナタンズの高濃縮ウラン製造施設が破壊され、「深刻な被害」(IAEAのグロッシ事務局長)が出たとみられている。