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　【シリコンバレー時事】第２次大戦時の日系人強制収容の歴史を伝えてきた全米日系人博物館は１８日、トランプ米大統領が出した「反米的な思想」の排除を命じる大統領令などを非難する声明を出した。有色人種や女性、少数派とそのコミュニティーの歴史を標的にしたもので、「歴史を抹消しようとするものだ」と反発した。
　同館は、政権による助成金打ち切りの余波で、教員研修事業や収蔵品の保存が一時窮地に陥った。多くの人々が寄付を申し出ていったん財務は安定したが、政権の行動に危機感を募らせている。