中国、チェコ大統領と「絶交」=ダライ・ラマと面会に反発 2025年08月13日 18時24分
【北京時事】中国外務省の林剣副報道局長は12日、チェコのパベル大統領が7月下旬にチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世とインドで面会したことについて「断固反対」を表明した。チェコ側に抗議したと明らかにした上で「劣悪な挑発的行動を受け、中国はパベル氏といかなる交流もしないと決めた」とコメントした。
習近平政権は、インドに亡命中のダライ・ラマを「分裂主義者」と呼び敵視。中国はチェコが台湾との交流を深めていることにも反発しており、両国関係は近年悪化している。