印メディア、モディ氏7年ぶり訪中に関心=日本の投資は評価 2025年08月30日 16時47分

文書交換式で握手する石破茂首相(右)とインドのモディ首相=29日、首相官邸
文書交換式で握手する石破茂首相(右)とインドのモディ首相=29日、首相官邸

 【ニューデリー時事】日印首脳会談から一夜明けた30日、インドの主要各紙は日本が今後10年間で10兆円の民間投資目標を示したことを好意的に報じた。ただ、メディアの関心はモディ首相の約7年ぶりの中国訪問に向いているようだ。
 タイムズ・オブ・インディア紙は、読売新聞が実施したモディ氏の書面インタビューの中で、日印関係ではなく、中印関係に関する回答に注目。「インドと中国が協力して世界経済秩序の安定化を図ることも重要だ」との部分を見出しに取った。
 対中関係改善に向けたシグナルと分析する一方、日印首脳の共同声明で中国を念頭に「東シナ海および南シナ海における状況への深刻な懸念を表明」との文言が盛り込まれたことも記事で触れた。
 また、インディアン・エクスプレス紙は「米国は寒いが、東京は暖かい」との表現で日印首脳会談を報道。インド産品に計50%の高関税を課したトランプ米政権とは対照的な日本による前のめりな経済協力を伝えた。 

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