デモで放火、4人死亡=大統領、訪中取りやめ―インドネシア 2025年08月30日 20時55分

【ジャカルタ時事】インドネシア・スラウェシ島のマカッサルで29日夜、反政府デモの参加者が地方議会庁舎に放火し、議会職員ら4人が死亡した。現地メディアが伝えた。
当時は、本会議のために庁舎内に多くの人がいた。死亡した4人は建物内に取り残されたり、逃げようとして上の階から飛び降りたりしたとされる。けが人も出ている。
大統領府は30日、不安定な国内情勢を踏まえ、9月3日に北京で行われる戦勝記念行事に出席するため予定していたプラボウォ大統領の訪中を取りやめると発表した。
デモは、国会議員の高額な住宅手当への反発をきっかけに始まった。28日にジャカルタの国会付近でバイクタクシー運転手の男性が警察車両にひかれて死亡したことを受け激化。30日にはジャカルタで暴徒化した市民が国会議員の家に押し入り、テレビなどの家財を略奪した。
在インドネシア日本大使館は30日、今後もデモが続く可能性があるとして、不要不急の外出を控えるよう在留邦人に呼び掛けた。