SCO会議、31日開幕=対米で結束図る、ロ印首脳ら参加―中国 2025年08月30日 21時12分

中国の習近平国家主席=5月13日、北京(AFP時事)
中国の習近平国家主席=5月13日、北京(AFP時事)

 【天津時事】中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)首脳会議が31日、天津で開幕する。習近平国家主席が議長役を務め、ロシアのプーチン大統領やインドのモディ首相ら20カ国以上の首脳が参加。「米国第一主義」を掲げるトランプ政権を念頭に、新興国の結束をアピールする。
 会議は9月1日までの2日間。習氏が演説するほか、加盟国間の関係強化をうたう「天津宣言」や各種の成果文書への署名を見込む。
 中国外務省は、今回の首脳会議を「SCO創設以来、最大規模」としている。加盟10カ国首脳のほか、対話パートナー国であるトルコのエルドアン大統領やミャンマーの国軍トップ、ミンアウンフライン総司令官らが出席。加盟国でも対話パートナー国でもないマレーシア首脳らも参加する。
 習氏は会議前日の30日、天津でグテレス国連事務総長やミンアウンフライン氏らと会談。グテレス氏には「中国は真の多国間主義を堅持してきた」と主張し、トランプ政権との違いを強調した。
 米国との長期対立を見据える習政権が今回力を入れたのは、新興・途上国「グローバルサウス」の盟主を任じるインド首脳の招請だ。モディ氏は30日、約7年ぶりに訪中。両首脳は会議に合わせて個別に会談し、国境問題で冷え込んでいた中印関係の本格的な「雪解け」を印象付けたい考えだ。 

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