トレド元大統領に新たに禁錮刑=ペルー 2025年09月04日 11時47分

【サンパウロ時事】ペルーからの報道によると、同国裁判所は3日、ブラジルの大手ゼネコンから受け取った賄賂を使って不動産を購入したとして、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪に問われたトレド元大統領(79)に対し、禁錮13年4月の判決を言い渡した。20年超の禁錮刑で服役中のトレド被告に、今回の刑期が加算されることはない。
報道によれば、2001~06年に大統領を務めたトレド被告は退任後に510万ドル(約7億5000万円)を使って、首都リマの高級住宅地に家と事務所を購入したほか、別の住宅ローンを完済していた。