ドローン目撃で空港閉鎖=3000人立ち往生―独ミュンヘン 2025年10月03日 23時38分
【ベルリン時事】ドイツ南部のミュンヘン空港で2日夜、ドローンの目撃情報が相次ぎ、安全のため一時空港が閉鎖された。17便の欠航で約3000人が立ち往生したほか、15便が別の空港への着陸を余儀なくされた。独紙ビルトは周辺でドローン6機が飛行した可能性があると伝えた。どこから飛来したかは分かっていない。
空港は3日朝、平常営業に戻った。ドブリント内相は「新たな警鐘だ。ドローンを巡る脅威と防衛のせめぎ合いが激化している」とドローン対策強化の必要性を訴えた。欧州では、ロシアによるドローンを使った非軍事的な揺さぶりへの警戒が高まっている。