円、153円台に急落=34年ぶり安値水準、介入警戒―NY市場 2024年04月11日 05時56分

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が1ドル=153円台前半に急落した。予想を上回る3月の米消費者物価指数(CPI)を受けて米早期利下げ観測が後退し、円売り・ドル買いの流れが強まった。1990年6月以来、約34年ぶりの安値水準を付け、日本の金融当局による円買い為替介入への警戒感が急速に高まった。午後5時現在は153円14~24銭と、前日同時刻比1円42銭の大幅な円安・ドル高。 

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