中国物価、0.1%上昇=デフレ懸念根強く―3月 2024年04月11日 11時59分
【北京時事】中国国家統計局が11日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.1%上昇した。伸びは前月(0.7%上昇)から大幅に鈍化。景気の冷え込みで需要低迷が続く中、物価下落が続くデフレの懸念は根強い。
CPIのうち、旅行は6.0%上昇と、伸びが著しく鈍化。物価動向を左右する豚肉価格も値下がりした。価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は0.6%上昇。