中国景況指数が節目割れ=不動産不況で3カ月ぶり―5月 2024年05月31日 10時48分
【北京時事】中国国家統計局が31日発表した5月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.5と、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を3カ月ぶりに下回った。前月比では0.9ポイント低下。長期化する不動産不況が景気の先行きに影を落としている。
市場では50を上回るとの見方が大勢だった。需要の強さを示す新規受注は前月から1.5ポイント下がり、3カ月ぶりに50を下回った。供給の強さを示す生産も低下。雇用も48.1と節目割れのままだ。