5月の米消費者物価、3.3%上昇=予想下回る―FRB金利据え置きへ 2024年06月12日 21時34分

米労働省=ワシントン(AFP時事)
米労働省=ワシントン(AFP時事)

 【ワシントン時事】米労働省が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.3%上昇した。伸び率は前月(3.4%)から低下し、市場予想も下回った。低下は2カ月連続。前月比では2022年7月以来、1年10カ月ぶりに横ばいとなった。
 変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は前年同月比3.4%上昇と、伸び率は前月から縮小。ただ、依然として物価安定からは程遠い水準で、連邦準備制度理事会(FRB)はこの日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を7会合連続で据え置くとみられる。利下げを急がず、経済と物価の動向を見極める方針だ。 

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