5月の中国小売売上高、3.7%増=不動産は不振続く 2024年06月17日 11時53分

 【北京時事】中国国家統計局が17日発表した5月の小売売上高は、前年同月比3.7%増加した。伸びは前月の2.3%増から加速。労働節(メーデー)の連休が昨年からずれた影響もあり、消費が押し上げられた。鉱工業生産は5.6%増。これに対し、不動産関連の指標は不振が続いた。
 労働節の連休は例年5日間で、今年は5月1~5日、昨年は4月29日~5月3日だった。小売売上高では飲食が5.0%増。ただ、金銀宝飾類は11.0%の大幅減、自動車も4.4%減と振るわなかった。
 幅広い投資動向を示す1~5月の都市部固定資産投資は前年同期比4.0%増。インフラ投資と製造業の投資が伸びた。 

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