交流強化へ意見交換=安徽省長と会談―駐中国大使 2024年05月20日 16時02分
【合肥(中国安徽省)時事】金杉憲治・駐中国大使は20日、訪問先の安徽省合肥市で、同省の王清憲省長と会談した。会談冒頭、金杉氏は経済、文化、青少年交流など「日本と安徽省の関係がさらに強くなることを期待する」と表明。会談では、日系企業のビジネス環境整備や、人的往来の強化について意見交換した。
在中国日本大使館によれば、金杉氏は新型コロナウイルス流行前に認められていた日本人への短期滞在ビザの免除に関し、経済界を中心に復活を求める声があることを紹介。各地で邦人が拘束される「深刻な状況」と合わせ、中央政府への働き掛けを求めた。王氏は、外交上の課題は友好的な協議を通じて解決できるという認識を示した。