正恩氏、戦略ミサイル基地視察=米への「抑止力向上」指示―北朝鮮 2024年10月23日 08時48分

戦略ミサイル基地を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(右)=朝鮮中央通信が23日配信、撮影日と場所不明(朝鮮通信・時事)
戦略ミサイル基地を視察する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(右)=朝鮮中央通信が23日配信、撮影日と場所不明(朝鮮通信・時事)

 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、金正恩朝鮮労働党総書記が戦略ミサイル基地を視察したと伝えた。正恩氏は「米国の戦略核が北朝鮮に与える脅威は日増しに増大している」と指摘。「戦争抑止力の向上」を指示した。11月5日の米大統領選を前に、米国への対決姿勢を示した形だ。
 視察の日付や場所は不明。同通信が配信した写真によれば、視察したのは大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」などの基地とみられる。正恩氏は「いつでも敵に反撃できるよう、徹底した態勢を維持すべきだ」と述べた。 

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