海保練習船、クアッド連携育む=豪に寄港、印まで指揮官同乗 2025年06月14日 16時49分

【シドニー時事】海上保安庁の最新鋭練習船「いつくしま」が14日、オーストラリア最大都市シドニーの海軍基地に寄港した。昨年7月の就役後初の遠洋航海。海洋秩序維持の次代の担い手となる実習生は、米国、豪州、インド各国を回り、日本を含む4カ国の枠組み「クアッド」の連携を育むことを目指す。
いつくしまには実習生約50人と教官らが乗船。練習船のシドニー寄港は53年ぶりで、接岸時、船をまたぐように虹がかかった。6日間の停泊中、豪国境警備隊と交流し、互いに船を視察する。また、同警備隊の指揮官1人が次の目的地インドまで同乗する。
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