広島式典、今後も出席意向=被爆同胞に哀悼の意―台湾代表 2025年08月06日 16時33分

台湾の駐日大使に当たる台北経済文化代表処の李逸洋代表は6日、広島市主催の平和記念式典に初めて参列した。式典後、市内で記者団の取材に応じ、「これからも毎年参列できることを期待する」と述べた。
80年前の原爆投下では、日本統治下の台湾から仕事や学業などで広島に移り住み、被爆した台湾出身者もいる。李氏はそうした被爆者に哀悼の意を表し、「戦争に勝者はない。人々が歴史から学び、平和の尊さを心に刻むよう訴えていきたい」と語った。
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