独外相、18日に訪日=岩屋氏と戦略対話、「共に中ロと対抗」 2025年08月18日 00時04分

 【ベルリン時事】ドイツのワーデフール外相は17日、18日からの日本訪問に先立って声明を発表し、ロシアや中国が引き起こしている世界の安全保障環境の危機に対し「共に立ち向かっている」と述べ、国際秩序の安定に向けた連携を強めたい考えを表明した。5月の外相就任後、日本はアジア初の訪問先。岩屋毅外相と戦略対話を行う予定だ。
 ワーデフール氏はまた、中国の不公正な貿易慣行や米国の高関税政策といった共通の通商課題に日独は直面していると指摘。その上で、「経済安全保障の分野で世界の先駆者である日本から学ぶことは多い」との見解を示した。ワーデフール氏は知日家として知られている。 

海外経済ニュース