ポーランド大統領と電話会談=「ロシア機が領空侵犯」―トランプ氏 2025年09月11日 05時41分

ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とポーランドのナブロツキ大統領=9月3日、ワシントン(EPA時事)
ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)とポーランドのナブロツキ大統領=9月3日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は10日、ポーランドのナブロツキ大統領と電話会談した。ロシアの複数のドローンによるポーランド領空の侵犯に関し、トランプ氏が北大西洋条約機構(NATO)に加盟するポーランドの防衛を支援する姿勢を示したとみられる。
 ナブロツキ氏は会談後にSNSで「トランプ氏と話し合った。同盟の結束を確認するものだった」と説明した。詳細な会談内容は明らかにしなかった。
 これに先立ちトランプ氏はSNSで「ロシアがドローンでポーランドの領空を侵犯するとはどういうことだ? さあ始めよう!」と投稿し、ロシア側をけん制していた。米国のウィテカーNATO大使も「われわれはNATOの同盟国と共にあり、領空侵犯に際してNATOの全ての領域を守る」と表明していた。 

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