英下院、「死を選ぶ権利」法案可決=成立へ前進、余命半年以内の患者 2025年06月21日 00時32分

 【ロンドン時事】英下院は20日、終末期患者が死を選ぶ権利を認める法案について2回目の採決を行い、賛成多数で可決した。上院でさらなる審議があるが、成立に向けて前進した。
 法案はイングランドとウェールズの余命半年以内と診断された成人が薬物投与などで死を選ぶことを認める内容で、実行には医師2人の同意が必要。昨年下院で行われた1回目の採決で賛成多数となり、委員会審議などを経て改めて採決が実施された。結果は賛成314、反対291だった。 

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