英仏独、イラン制裁復活を警告=国連に宛て書簡―報道 2025年08月13日 14時35分

イラン国旗(EPA時事)
イラン国旗(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】英仏独外相は12日、国連のグテレス事務総長と安保理に宛てた書簡で、イランが8月末までに核開発を巡る協議に応じなければ、安保理決議に基づく対イラン制裁を復活させる意向を改めて示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)が報じた。
 イランが核合意に違反した場合に制裁を復活できる「スナップバック」と呼ばれる規定は、10月中旬に失効する。書簡の中で英仏独は「8月末までにイランが外交的解決に向けた意志を示すか、(スナップバックの期限)延長の機会に応じないなら、制裁を復活する用意がある」と明言した。 

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