韓国大統領「平和の価値守る」=原爆忌 2025年08月05日 21時04分

【ソウル時事】韓国の李在明大統領は5日、広島への原爆投下から6日で80年を迎えるのを前に、SNSに「戦争による惨状が繰り返されないよう、平和の価値をより強く守っていく」と投稿した。犠牲者への哀悼の意を表すとともに、韓国人被爆者を支援していく考えも明らかにした。
李氏は「80年前、日本に投下された二つの原子爆弾は、多くの人々の命を一瞬にして奪った。在日韓国人も大きな犠牲を払わなければならず、被害者と遺族は長い間苦しんできた」とつづった。
2017年に韓国人被爆者への医療支援などを定めた特別法が韓国で施行されたが、依然として不十分な点が多いと指摘。「原爆の傷痕を癒やすため、引き続き努力していく」と強調した。